第一部 1 シンフォニー[序曲]/2 レチタティーヴォ(t)「慰めよわたしの民を慰めよ」/3 アリア(t)あらゆる谷は持上げられて浅くなり/ 4(合唱)このようにして、主の栄光が現わされ/5 レチタティーヴォ(b)万軍の主はこう言われる/6 アリア(a)だれがその方の来る日に耐えられようか?/7 (合唱)この方は、レビの子達を純化するであろう/8 レチタティーヴォ(a)見よ、処女がみごも身籠って男の子を産み/9 アリア(a)と 合 唱 シオンに良い知らせを伝える者よ/10 レチタティーヴォ(b)なぜなら、見よ、闇が地の上をおお蔽っている/11 アリア(b)闇の中を歩んでいた民は、大きな光を見た/12 (合唱)それは、ひとりのみどり子が、私達のために生まれたからである/13 ピーファ [田園曲]/14 レチタティーヴォ(s)さて野原では羊飼たちが夜、羊の番をしていた/15 レチタティーヴォ(s)すると見よ!主の御使いが彼らのところに来て/16 レチタティーヴォ(s)御使いは彼らに言った:「恐れることはありません」/17 伴奏付きレチタティーヴォ(s)すると、たちまちその御使いとともに/18 (合唱)「いと高きところでは、神に栄光がありますように」/19 ソプラノ シオンの娘よ、大いに喜べ/20 レチタティーヴォ(a)そのとき、目の見えない人の目は開かれ/21 二人によるアリア((a)→(s)) この方は羊飼いのように、羊の群を養われるだろう/22 (合唱)なぜなら、この方のくびき軛は負いやすく、その荷は軽いのだから 第二部 23(合唱)見よ、世の罪を取り除く神の子羊を/24 アリア(a)この方はあなど侮られて、人々からの除け者にされた/24 (合唱)まことにこの方は私たちの病を負い、私たちの悲しみを担って下さった/25 (合唱)彼が打たれたその傷によって、私たちは癒された/26 (合唱)私たちはみな羊のようにさまよってそれぞれの勝手な道へ/27 レチタティーヴォ(t)彼を見る者はすべて、彼をあざ笑い/28(合唱)「彼は神を信じているのだそれなら神が助ければいい」/28 伴奏付きレチタティーヴォ(t)あなたがこの方をそし誹ったので/29 アリオーソ(t)たず尋ねてみよ この方が味わったような苦しみがまた世にあるだろうか/30 伴奏付きレチタティーヴォ(t)この方は、あなたの民の罪のために打たれ/31 アリア(t)しかし、あなたは彼の魂をよみ陰府に捨て置かれず/32 (合唱)「門よ、こうべを上げよ開け、とこしえの扉よ栄光の王が入られる」/33 レチタティーヴォ(t)いったい神が、みつか御使いの誰かに向かって/34 (合唱)神のみつか御使いたちみなに、彼をあが崇めさせよう/35 アリア(a)あなたはとりこ虜を率いて、高みへと昇られた/36 (合唱)主が命じられると、福音を伝える者は大きな群れとなった/37 アリア(s)なんと美しいことだろう、よき知らせを伝える人々の足は/37(合唱)彼らの声は全地に響きわたり、その言葉は世界の果てにまで及んだ/38 アリア(b)どうして国々は騒ぎたち、人々はむな虚しいことをたくら企むのだろうか?/39(合唱)「彼らのかせ枷をうち砕き、彼らのくびき軛を解き捨てよう」 と/40 レチタティーヴォ(t)しかし、天に座する方はその者たちを笑いとばし/41 アリア(t)「おまえは鉄のつえ杖で彼らを打ち破り、陶工の作る焼物の器のように」/42(合唱)ハレルヤ!われらの主、全能の神は支配者となられた 第三部 43 アリア(s)私は知っている、私をあがな贖って下さる方が生きておられることを/44 (合唱)死がひとりの人を通して来たのと同じように/44 レチタティーヴォ(b)見よ あなたがたに奥義を告げよう」/45 アリア(b)ラッパが鳴って、死者は朽ちない者によみがえり/レチタティーヴォ(a)そのとき「死は勝利に呑まれてしまった」/46 二重唱(a)(t)「死よ、おまえのとげはどこにあるのか?」/47 (合唱)その一方で、神に感謝すべきことに、神は私たちの主イエス・キリストを通じて/47 アリア(s)神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できようか?/48 (合唱)屠(ほふ)られた小羊、自身の血によって私たちを神に贖(あがな)って下さった子羊こそが〜アーメン